君しか見えなくなったmoment

まいにちやめられないをたく 浪'

好きな人を降りるということ。

「私の自担はね!ステージで最初から最後まで誰よりも抜かりなくアイドルでいてくれる人なの!」







どんな人?と聞かれるたび、その答えがぴったり似合ってしまって周りにそう言っていた。

笑っちゃうぐらい、キラキラしてるアイドルなんだもん。

私がこの目で見た彼は嘘みたいで本当で。

だから、だからこそ、そんな君が好きで好きで
その時間は何にも変えられないとびっきり幸せな時間だったことが事実だからこそ、

あなたを好きじゃないって思うことが、もうね考えすぎてよくわかんないよ。

意味わかんないよ。こうなることがあるかもしれないなんて、あなたに落ちたあの瞬間、考えるわけないじゃん。

馬鹿だよね、どうしようもないよね、こんなことで悩んで涙して、どうしようって降りるか降りないかって。

そんなの降りとけよって話なんだよ。
知ってるの。

知ってるけど、ヲタクはこれに悩むの。

ヲタクなんか馬鹿だよね。
でもそういう生き物だから仕方ないじゃんか。

ひたすら " はてなブログ 担降り "で検索していろんな想いを綴っているヲタクのみなさんのブログを読んで、泣いて。

そう、そうなんだよなぁ私もって。

もう魅力を感じられないんだよなあ。知ってる。

彼を好きなの理由は何よりもステージ上じゃ、絶対にプロ意識が高いことだった。

プライベートなんか知らない。

あの子馬鹿だからいろいろあるけど気にしないようにしてる。

彼から見せてもらえる景色の中では、ずっとずっとずっとずっとアイドルなんだもん。

そこでは絶対アイドルでいてくれる。

そんなところが大好きだった。

掛け持ちしてた自担とはまったくタイプが違うし、私のタイプでもなかった。

でも好きって思った。
そのアイドル性に惹かれた。
ずっと見ていたいって思ったの。

そのきらきらした姿を見逃したくないって思ったの。

客席のうちわを1枚1枚一生懸命見る目も、

自分のファンに全力で応えようと尽くすファンサも、

狩ってやる!って目を光らせて会場の他担から視線を奪おうとする熱意も、

盛り上げるために客席を全員をひっくるめて一生懸命声かけてバックという仕事を全うする姿も全部全部。

きらっきらしたアイドルだよ。

キャラクター的にはチャラい、パリピってそう言われるけど、私にはステージにたつ彼がそう見えたことない。

いつだって、キラキラアイドルをしてくれる人。






そんなところが好きって思ったからこそ、表でプロ意識が欠落するような発言したこと、私には重い。重すぎる。

ヲタクがひとりダメージ受けたぐらいで「は?」って話なんだろうどうせ。

知ってる。どうしようもないクソみたいな悩みだし、受験生の私が考えてる話じゃない。

だから降りる降りないって後回しに無視して勉強してたんだけど、それが頭の片隅にあって悲しくなるんだ。


そういう人だったのかな、って。


アイドルは作られたものかもしれない。
偽った、演じてるだけの姿かもしれない。

でもそれでも、そう見せてくれる姿、声、言葉で元気にしてくれるのがアイドルで。

頑張ろうって思わせてくれる、生きる希望みたいな存在だと思っていて。

あなたが一生懸命頑張る姿を見て、私だって嫌なことも辛いことも頑張ろうって乗り越えようって思えた。

そんなところに憧れた。
好きって思った。

もちろんアイドルも人間だから、ずっといい顔だけしててよって、そんなことは言わないけど、思ってなくてもいい格好しようって嘘ついてでもいいこと言おうってしようと思えばできるわけで。


ぽろっと言った言葉かもしれない。

それでも彼の言葉であることは確かで。









「頑張るのやめた(笑)疲れるの嫌やし」









なにそれ、なにそれなにそれなにそれ、、


頑張っても頑張っても頑張っても頑張っても、努力しても努力しても努力しても努力しても、報われるかわからない世界でそんな気持ちでアイドルして、いつかデビューだなんて意味わかんない。


信じられない。そんな人だなんて。
思ってても表じゃ一番言って欲しくなかった。



しかも(笑)ってなに?
笑えないよ?


いつでも表じゃアイドルって信じた私が悪かったかな。


こんなこと、ヲタクひとりがここでぼやいたって彼は痛くも痒くもないもんね。

そんなってひとりヲタクやめても、「クソじゃんかわいい~」って甘やかしてくれるヲタクがいるもんね。





だから、15年もデビューできないんじゃないの。


あーーー悪口になっちゃう




好きな人にこんなに失望するなんて



ヲタクは落ちるも降りるも心の揺らぎは
紙一重で儚いね。


とりあえず思って吐きたかった。疲れた。





松竹座まだ行ったことないよ。




あなたがメインのコンサート行ったことないよ。




生のマイク越しの声もMCも知らないよ。




あなたのひとりの歌声も知らないよ。




留学帰りの姿も知らないよ。



知らないかっこいいところ、
もっともっとあったのかもね。




でももう、
知らないままのさよならも嫌じゃない。



私はあなたの強く光る眼


思い出すけれど


もしも逢えたとして喜べないよ


か弱い今日の私では



スーパースター / 東京事変